成長ホルモンと肌の関係
成長ホルモンは、骨に働きかけて骨芽細胞の活動を促し、人の成長を促すホルモンです。成長ホルモンの血中濃度は、13~17歳がピークで20歳を超えると低下してきます。
そして、25~30歳にかけて急激に減り、30歳以降は10年ごとに25%程度ずつ減っていきます。さらに、ストレスがあると成長ホルモンの分泌が一気に低下してきます。
視床下部がストレスを受けると、これらのホルモン分泌にも異常が起こり、分泌量そのものが少なくなったり、ホルモンバランスが乱れた状態になります。
また、女性ホルモンは卵巣機能の衰えとともに減少していくため、年齢を重ねるごとにシミ・シワといった肌の衰えを強く感じるようになります。
成長ホルモンの分泌が減ると、どうなる?
| 皮下組織の水分が不足すると、皮下組織のボリュームも低下するため、その上を覆っている皮膚の面積が余ってしまい、肌のハリが衰えたりします。 | |
| 成長ホルモンには内臓脂肪を分解する働きがあり、加齢とともに分泌が低下するため、30代以降は若い頃に比べて内臓脂肪がつきやすい状態になります。そして、その余分な脂肪が原因でボディラインが崩れてしまいます。 | |
| 20代の頃は階段を駆け上がる気力も体力もあったのに、年齢を重ねるごとにエレベーターやエスカレーターを使うようになっていませんか?運動不足による筋力の低下はスタミナや瞬発力不足の原因になります。 | |
| 「なんとなく気持ちが高揚する」というのは成長ホルモンの作用です。そのため、成長ホルモンの分泌が低下すると、外出さえおっくうになり、前向きな気持ちや冒険心がなくなり、意欲の低下につながります。 | |
| 記憶は脳の海馬でシナプスのネットワ¬クが形成されることで完成します。成長ホルモンにはこの形成を促進する働きもあるのですが、分泌が低下するとネットワーク形成に時間がかかるため、記憶力が低下します。 | |
| 皮膚の表面はタンパク質でできています。成長ホルモンにはタンパク質の合成を促す作用があるので分泌が減るとこの作用も低下。肌のキメが荒くなったり、肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなったりします。 |
女性ホルモン エストロゲンとプロゲステロン
正常なホルモン分泌は、美肌には不可欠です。特に、卵巣から分泌される女性ホルモン「エストロゲン」や「プロゲステロン」は、女性らしさや若々しさの源と言ってよいでしょう。
| シミ・シワができるのを防ぎ、細胞の新陳代謝を高め、ターンオーバーを促す。 | |
| 皮脂の分泌を促す効果があり、肌の潤いや髪のツヤを与える。 |

